いま、“デジタル資本主義”が注目されています。これはデジタル技術を活用して、消費者の生活 体験などのデータを収集・分析(AI 活用)し、新たな価値の創出により、利潤の獲得、資本の蓄積を追求するシステムです。ここから生まれる、新たな“デジタルデータ駆動型経済”で活躍が期待され、重要な役割を果たしていくデータサイエンティストについて解説します。
【略歴】 一橋大学卒業後、三井物産に入社。化学プラント輸出入とプロジェクト・ファイナンスを担当。 米国ペンシルベニア大学院・ウォートンスクールでMBA(経営学修士)を取得。その後、シティバンクアシスタント・ヴァイスプレシデント、チェースマンハッタン銀行ヴァイス・プレシデントとして、 デリバティブ(金融派生商品)、投資ファンド及び為替ヘッジプログラムなどフィンテックに関わる業務統括責任者を務めた。 また、一橋大学商学部非常勤講師、東京都参与(中小企業支援のためのローン担保証券市場の創設等に尽力)、東京都投資評価委員会会長(再生可能エネルギー投資ファンド関連)を歴任。 現在、一般財団法人日本価値協創機構・理事長および No.1 Solutions Inc. 取締役会長を兼任。 さらに、カザフスタンおよびケニアにおいて、ブロックチェーン技術を使ったセキュリティトークン発行・取引市場創設、コンゴ民主共和国において、医療支援のための無線通信ネットワーク&IoT システム構築等に尽力中。 【主な著書】 「オバマと日本」(グラフ社)、「石原慎太郎への戦略提言」(イーストプレス)などの著書のほか、共著として「宣戦布告 NOと言える日本経済」「アメリカ信仰を捨てよ」「国家意志のある円」(光文社:石 原慎太郎氏と共著)、「さむらい資本主義」(PHP 研究所)、「インドと組めば日本は再建できる」(幻冬舎)、「日本浮上プロジェクト」(ブックハウスジャパン)などがある。